ETCは正しく使用しましょう
清水 草一

この高速はいらない。―高速道路構造改革私案

この高速はいらない。―高速道路構造改革私案

人気ランキング : 206431位
定価 : ¥ 1,785
販売元 : 三推社
発売日 : 2002-08

価格 商品名
この高速はいらない。―高速道路構造改革私案
ドライバーの立場からの道づくりへの好提言

道路政策論といえば、政治的駆け引きや道路公団の組織論などに焦点が置かれがちなのが常だ。本書はそうではなく、一利用者であり、また自動車趣味人でもある筆者の立場から見たうえで、いかに少ないコストで、交通の流れを快適にできるかという観点に特化し、書かれた提言である。

利便性を重視して道路を作るというのは一見当たり前のようだが、利用者の視点よりも建設業者との利害関係、雇用創出効果が重視されがちなわが国の道路行政では、あまり省みられないことが多い。声の大きい地方の既得権者の利益が反映されやすく、渋滞を緩和してほしいという都市部の住民の願いは、それを代弁する政治勢力が弱いこともあってか、実現しにくい。建設業者のための道路ばかりが増え、利用者が本当に望む道路はなかなかできないのが、わが国の現状である。

そういう意味で本書は斬新な視点を提示しており、現実の道づくりにあたっても、大いに取り入れられるべき提言集であると思う。

何の知識もないのに

あの猪と一緒だよ。この高速はいらないなんて断言できる程の人間でもないのにね。土木工学の知識もなく、都市計画の知識もなく、こうゆう本書くんだよな。私案????????????。てめーの私案が何だよって程度の本だな。本当に問題なのは道路行政の体質であって、造るべき道路は造るべきなんだよ。

この高速は必要だ。

本書の中で一番、衝撃的だったのが氏の提唱する名古屋遷都論である。これは現実的ではないし、首都圏に対する叱咤激励の意味を込めて敢えて、檄を飛ばしたんだと思う。しかし、本当にもたもたするようなら遷都もありだと思う!それくらいの覚悟で日本道路公団には取り組んでもらいたい。
高速道路を民営化してもいいが、道路とは本来、公共の福祉に適うものでなくてはならない。採算性ばかり優先して永遠に渋滞地獄から脱出できないのでは本末転倒である。逆に採算性は悪化しても渋滞を緩和できたのなら公共の福祉だけは達成できたことになり、最悪の事態は回避できたと言える。どの路線を建設続行して、どの路線を建設中止すべきか、その問いに論理的観点から解き明かしている。ただ、自分の住んでいな?!??地方については事情に詳しくなく、読んでも実感が湧かないので星を四つにしました。

コスト表示

各計画高速道路の継続・中止をコスト指数という数値として表示してあることは非常に明確であると思います。

偏った感がある

東京近郊の記述が詳しい反面、地方は実走調査だけという、偏った感がある。東京に関しては、賛同できる点が多いが、道東道の夕張〜十勝清水間の冬の極めて厳しい峠越えの点や、愛媛県内松山以南の道が狭くて走行しづらい点など、地方の独特の状況が十分につかめていない点がある。地方や大阪の記述が乏しいので、その点は再度調査をお願いしたいと思う。都内の点については記述が詳しく、読んでてなるほどと考えさせられるので、星3つ。

『ETCの利用方法』はアマゾンアソシエイトプログラムを利用しています。
Copyright 2005 ETCの利用方法 All rights reserved.