清水 草一
浜崎橋はなぜ渋滞するのか?―現地ルポで解明する渋滞ポイント50の謎
 |
人気ランキング : 46720位
定価 : ¥ 600
販売元 : ニッポン放送/扶桑社
発売日 : 2006-08 |
最近のETCの普及(=料金所渋滞の減少)や駐車禁止取締強化(=幹線道路が流れる)によって変化した最新の道路事情を基に、「?方面から?方面に向かう場合は、渋滞が何キロ以上だったら?で迂回せよ」、というような極めて実用的で具体的な「渋滞回避術」を展開している。
情報は首都圏限定だが、かなり範囲は広いので首都圏在住者なら必ず自分のよく利用する路線の情報があると思う。ただ、どちらかと言うと千葉・埼玉方面は弱く、神奈川方面の情報が多い。
セブンイレブン文庫みたいな扱いのようで、読み物というよりは幹線道路渋滞を別の太い道路で迂回する案内のようなP128の薄い本です。
高速道路が基本なので、小型自動二輪乗りにとって有効な案の提示はなされませんし、渋滞の原因は交通量と道路幅などのミスマッチが原因という要因以外特にないのが内容の薄さに拍車をかけています。
前半の迂回路案なんか、紙面の白いところが多くて多くて、まるで「謹厳格言」かと思ったほど。
まあ、生活道路へ誘導するような案内ではない分マシともいえますが、この本の寿命は道路そのものが生き物である以上、半年ですかね?
新規道路が開通しただけで結構渋滞箇所が変化しますから。
抜け道マップには及ばず、目ウロコな洞察も見られないので、これで600円はちょっと高い。
ニッポン放送リスナーであれば、道路情報センターの方のお顔が拝めるなどのオマケはありますが、どっちかといえば立ち読みレベルかなぁ。
ただのノウハウ本とは一線を画し、非常に新鮮でした。車に乗っているとき耳にする“交通情報センター”の仕組みとか、レポーターの方々も取り扱われており、より身近に感じました。また、道路法改正により
渋滞状況の変化にも触れておりタイムリーだと思います。これから帰省シーズンを迎えますが、その前に一読する価値ありだと思います。
前半が渋滞回避術の公開、後半が渋滞名所のレポートという構成です。ドライブ好きなら結構楽しめる内容ですが、前半部が文字が少ないため、後半部分のレポートページをもっと充実させて欲しかったと思います。出版がニッポン放送というところが新鮮です。